材質

材質について


京都では、材質にこだわる場合が多いと言いましたが、お石塔は、孫末代迄 大切にお参りして頂く物です。
現在では、国内産はもとより、世界各国より大変多くの材質が輸入されております。
その中でも、良いのも有れば、余りお勧めできない物も大変多く含まれております。
素人の方では、材質の良し悪しを見分けるのは大変で、品質のばらつきも多いので、 やはり、信用できる石材店に相談されるのが一番だと思います。
同じ材質でも、何段階もの等級が有り、それによって価格も大幅に変わってきます。
新しい物は、見た目では、変わりがない様に思えても、何十年と経ってくると違いが出てきます。
古くからの石材店の場合、何代も前に作らせて頂きました御石塔が残っており、 経年変化に耐えうるノウハウが蓄積されております。

御石塔に使われている材質は、本来、最上級の部分のみを使用致しますので、採掘された材質の10%程度しか利用出来ません。
一般の方には、一番分かりにくい点であり、この比率を変える事によっても価格は、大きく変わってしまいます。

信用のおける、石材店で、一般的には、国産のある程度のクラスの材質でしたら、日本の気候風土にマッチし、 いつまでも綺麗に使って頂けると思います。 又、外国材でも良い物も悪い物も有ります。

代表的な国産材としましては、 庵治石、大島石、青木石 等が有ります。